発達障害って何? 療育って?
スパーク協会とスパークセンターへお問い合わせの多い内容を、動画講座にしました。
毎週コンテンツを追加します。楽しみにお待ちください!
子どもたちが教えてくれた新しい価値観
《目次》
- 適切な療育を選ぶ(療育って何だろう?)
- 発達障害児の急増(通級に在籍する児童の増加)
- 現代社会がつくった発達障害(大人の誤った介入が子どもの発達を遅らせる)
- 子どもの発達とは何か(脳科学と精神医学から見た発達障害)
- 発達障害児のストレスと問題行動(扁桃体モードvs社会脳モード)
- 療育のパラダイムシフト(見方、考え方、関わり方の大転換!)
- スパーク運動療育®︎とは(目的は感情の発達、メソッドは「共動・共感」)
- 脳科学(SPARK)運動が脳を良い状態にして強い脳神経回路をつくる
- 発達心理学(DIR)遊びの力で社会脳が目覚めた!
- 運動療育士®︎(子どもの感情を発達させるセラピスト)
- 乳幼児健診の役割(早期発見・早期支援)
- 包容力のある社会づくり(子どもの発達を促す豊かな環境)
- 四方良しのソーシャルビジネスでパラダイムシフトを実現!
はじめに
私たちが最も大切にしているのは、子どもが発信するメッセージです。
子どもの目が好奇心でキラキラ輝き、やる気に満ちた自由な遊びとやり取りが持続し、お互いに様々な感覚や感情を分かち合うことができている、という信頼の現れです。このメッセージが発信されていれば、子どもはしっかりと発達していきます。
発達障害は病気ではない(脳の発達の遅れ)
適切な療育が発達の凸凹を改善し、情動や行動の調整など感情を発達させる。
私たちは発達障害児の療育という仕事をしています。
療育とは医療と保育(または教育)を合わせた言葉で、発達障害の症状を緩和し生き辛さを改善することを目的としています。この一般的な目的を少し超えて、私たちは子どもたちの長い人生をもっと楽しく豊かにしたいと考えています。
当然ですが、生き辛さを改善し人生を豊かにするためには、子どもを取り巻く環境を整える必要があります。
そのために、仕事の半分は私を含めた周りの大人の子育てに関する考え方を根本的に変えることに費やしています。大人の療育ですね!
その結果、誰でも自分の特性と付き合いながら感性を高めて人と上手く関わり活躍できるような社会づくりに貢献できる、これは素晴らしい仕事です。
療育という分野には既にたくさんの理論やメソッドがあってとても参考になりますが、私たちが最も大切にしているのは、子どもが発信するメッセージです。
子どもの目が好奇心でキラキラ輝き、やる気に満ちて自由な遊びとやり取りが持続し、お互いに様々な感覚や感情を分かち合うことができている、という信頼の現れです。このメッセージが発信されていれば、子どもはしっかりと発達していきます。
子どもたちから貰うメッセージの集大成ともいえるこの療育を、私たちは「スパーク運動療育®︎」と名付けました。それでは、この療育についてお話ししていきましょう。