「遊び心に溢れ、積極的に体を動かし、敏感に反応する子どものような人」
スパーク運動療育®︎を実践するためには、上記の資質に加えて、正しい知識と技術が必要です。そこで当協会では、さまざまな研修を通じてスパーク運動療育®︎の指導員となる運動療育士®︎を育成しています。
放課後等デイサービスなどの福祉事業に「スパーク運動療育®︎」を導入し適切な指導を行うためには、脳科学や発達心理学の知識に加えて、指導員の在り方や発達障害児への指導法を習得する必要があります。
当協会では、子どもの心身の発達を促す「運動療育士」の資格認定講座を定期的に開催し、また、様々な研修を提供して事業所への「スパーク運動療育®︎」の導入をサポートしています。
「スパーク運動療育®︎」および「運動療育士®︎」は当協会の登録商標です。
「運動療育士®︎」の技術(例)
「運動療育士®︎」は、下記のような技術で子どもたちを指導し体と心の機能を高めています。
- 運動の基礎技術
筋肉や関節をコントロールして動かしたり、感覚・感情を育てる運動指導のトレーニングを通じて、強くしなやかに動く体と豊かな表現力を修得し、運動療育を効果的にする。 - 適切な運動指導技術
何故子どもが指示や誘導に応じて動かないかを分析し、個性と状況に応じた表現方法やタイミングで一緒に体を動かす。また、メリハリのあるアクションや声のトーンの変化など、豊かな表現力で子どもたちの注意を惹き、感覚や感情を育てる。 - 興味を膨らませる療育技術
子どもが見つけた1つの興味や遊びを、子どもと一緒になって10や20の遊びに発展させることができる。実年齢とは異なる発達段階に合わせた関わりをすることで子どもとの感情の伴ったコミュニケーションを引き出し、心の発達を促す。
「運動療育士®︎」の資質
資格認定を受けた指導員は、全国のスパーク運動療育を実践している事業所で「運動療育士®︎」として働くことができます。
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座学では、主に運動療育に関する脳科学や発達心理学の知識を学びます。
運動が脳に対してどのような効果をもたらすのか、また、運動機能を高め、心の発達段階を上げるとなぜ特性傾向(問題行動など)が緩和するのかについての理論や考え方が理解できます。
実技では、座学で学んだ知識を療育現場で即実践できる具体的な指導方法を修得します。
座学内容
1 発達障害とは
2 脳科学(SPARK)運動と脳
3 発達心理学(DIR/Floortime)感情の発達
4 スパーク運動療育®︎とは
5 認定試験
実技内容
1 スパークイズムを知る(遊び心に溢れたスパークの世界)
2 運動療育士®︎自身の能力を高めるワーク
3 ストレスを緩和し、やり取りを促す「心に働きかけるアプローチ」
4 発達段階を考慮した「進化プログラム」の実践
5 個別・小集団療育プログラムの指導法 など
◎ スケジュール(2023年4月〜2024年3月)
- 【大阪開催】 4月15日(土)〜 17日(月)10:00~18:30
- 【東京開催】 5月13日(土)〜 15日(月)10:00~18:30
- 【大阪開催】 6月10日(土)〜 12日(月)10:00~18:30
- 【東京開催】 7月 8日(土)〜 10日(月)10:00~18:30
- 【大阪開催】 8月12日(土)〜 14日(月)10:00~18:30
- 【東京開催】 9月 9日(土)〜 11日(月)10:00~18:30
- 【大阪開催】10月 7日(土)〜 9日(月)10:00~18:30
- 【東京開催】11月11日(土)〜 13日(月)10:00~18:30
- 【大阪開催】12月 9日(土)〜 11日(月)10:00~18:30
- 【東京開催】 1月13日(土)〜 15日(月)10:00~18:30
- 【大阪開催】 2月10日(土)〜 12日(月)10:00~18:30
- 【東京開催】 3月 9日(土)〜 11日(月)10:00~18:30
時間割
初日は、13:00〜17:00 座学のみ
2日目3日目は、10:00〜18:30実践です。
会 場:スパークメソッド研修センター
3東京都渋谷区恵比寿3-15-3
TEL:03-6300-5250 【受付時間:平日10:00 – 18:00】
管理者や経営者の方で受講を検討される方はご相談、お問い合わせください。
※1週以内に担当者からのメールが来ない場合、協会本部までその旨ご連絡ください。
TEL 03-6300-5250